今日は、草木の剪定をしました
すでに花が終わった、桜や山吹をはじめとりあえず、ぼうぼうなのを綺麗にしなければと、宮司は総代さんと朝から、私はご祈祷の落ち着いた午後から手伝いました
しかし、まだまだ新芽の時期もあり、剪定した枝や茎からは、根から吸い上げた水がしたたり落ちていました
毎年切っても次の年にはまた伸びてくる生命力は本当に素晴らしいです
と、剪定しながら思ってはいたのですが、今日ハルに違う考え方を教えられました
ハルが学校から帰ってくると、さっぱりした草木を見てまず最初の一言が
「切ったんだ でも、かわいそう・・・」
「?そうだねぇ」
一瞬あれっ?なんでかわいそう?切ったから?とは思いましたが、ハルの視線の先には、先ほど私が見ていたものと同じ木があるだけ
2、3秒後・・・っ! なるほど!
どうやらハルには木から出ていた水が、切られて涙が出ているようにみえたのです
なんだかハルに諭された感じと、自分の感受性の薄れにちょっと凹みました
が、ハルのおかげで、ここ最近見ることのできなかったものが見えた瞬間を感じ、嬉しかったです