秋晴れとなった今日の午後のこと
神社の水辺に「チチチッ!チチチッ!」と鳥の鳴く声
宮司が、突然
「おっ!キセキレイだ!」
と、興奮気味に私たちのことを呼びました
胸のあたりが黄色のセキレイが、尾を上下に振り振りしていました
私達も見たことのないセキレイだったのですが、宮司の興奮さ加減の理由がわからず、いささか冷ややかな眼差しで見てしまいました
キセキレイが飛び立った後に、聞いたところ、神社にキセキレイが来たのは初めてのことだったそうで、そこで納得
と、同時に毎日奉仕している神社の環境等、まだまだ勉強が足りない自分を反省・・・
鶺鴒は、神話の世界で神社や日本人にとってとても重要な存在なんですよ
日本書紀にて国生みの段、伊弉諾尊、伊弉冉尊がまだ性交を知らなかった頃に、セキレイが飛んできて、首尾を揺るがすのをみて交合の方法を知ったそうです
神話通りならば、この日本も無かったかもしれませんね