例年であれば、郷部の下口という廓で無縁講（お葬式の互助組織）を行い、みんなが集まって受け渡しが行われるのですが、本年もコロナ禍のため集まることはせずに引き継ぎだけを行いました
宿だった私のウチから、次期宿のお宅へお届け
この箱の中には、お葬式がその廓内で出た時に、各家がどんなお手伝いをするかが記されており、また例年集まり事があったときにはその会の会計報告等も記されております
新盆の時にも不幸が出た家の棚釣りのお手伝いとかもあり、お盆の送りが終わった後にはその家で一杯と、本当に親戚のようなお付き合いです
