当番家で行なっていた神事も、集会場で執り行われる事が通例となってまいりました
まぁ、時代の流れもあるのでしょうが神事の継承だけはしっかりと受け継がれておりますので、ありがたい事です
また、以前までは当番家で執り行っていたのですが、前回の資料をもとに同じようにやったところで家の造りが違うものですから毎年の如く困惑、大先輩からはこうだった、前回撮っておいた写真には違う風になってたと...
確かに私たち神主からみると、その時の神饌の置ける場所等で若干の並び替えがあるのでそれがまた混乱を招くようです(神饌には順位がありますので、上位から下位へと献ずる事に変わりはありません)
そういう意味では、同じ場所で同じようにやっていれば戸惑うことは少なくなってくると思います
享和二年壬戌正月吉日奉献子安大明神の幟旗も現存、古くからの神事を大切にしてくださっている意志の高さが伺われます