御奉射はその区によって本当に色々とやり方や、作法、決まりごとが様々あって、各区の皆さんは自分の親人や長老をはじめ前の宿の方から事細かに引き継ぎを行い、伝統をしっかりと継承して頂いております
この御奉射に関してはもとは弓で矢を射り、的の辺りどころで其の年の吉凶を占うものであったとされておりましたが、区の新年会とも相俟ってお酒を交わす方にだんだんと移っていったのだ現代の御奉射の傾向です
それでも、神事(神主による祭典)が終わりいざ御奉射の行事(神事)になると、御神体を御神座からおろして行事を執り行うところが多いようにも見受けられます
神社の神事が終わった後の直会や宝鏡奉斎の神勅のように、皆同じ立場でお酒を酌み交わすといったところでしょうか
たくさんの御稜威を頂いて、良い歳となりますことを心より祈念申し上げます