2014年4月アーカイブ
本日は、千葉県神道青年会の総会
県内より若手の神主さんが集まり、総会は滞りなく終了
新入会員も毎年のように増えて、賛助会員も合わせるとついに3桁の大台にとなりました
モチロン先輩もまだまだ大勢いらっしゃいますが、そんな中私も年齢でいうと正会員の中では年上の方となり、若い神主さんでは当たり前のように平成生まれの方も数人...
もっと、先輩らしくならなければと思いながらも、ここにくるとどうしても年齢が近く、同志ということもあってはしゃいでしまいます
いや、だって、私の先輩がそうでしたから...
本年千葉県神道青年会は65周年を迎えます
戦後の神道指令が発せられた厳しい時代に、良き伝統や文化を守り日本が立ち直る事を考え当時の若い神職が立ち上がり発足しました
私たちも、ブレる事なく勇往邁進してまいります
本日は、降ったり止んだりの不安定なお天気
幸い外祭や神社での御祈祷の時には、止んでくれたのでこれも神様のお陰
夕方からは、雅楽鑑賞のため都内へ
季節がら管絃(舞を伴わない楽器だけの演奏)は双調
雅楽の練習や護國神社、香取神宮での奉仕の際に今月かなり練習をした曲目だけに、尚更の事自分の未熟さが良くわかりました...汗
舞楽では蘇志摩利(そしまり、別名=長久樂)という曲がありました
明治選定譜においては一度は廃絶されたのですが、明治38or44年(2つの説があります)に再興されたとあります
どのように再興されたかと申しますと、雅楽様式に合わせて編曲し復曲したり各楽家にて受け継がれているので、そこから再興に至るそうです
まだまだ何も知らない世界の雅楽...
今週前半は、とにかく早起きでとにかくバタバタとしており、身体も悲鳴を上げては、またヘルペスも出来始めました
しかし、そのわりには心は充実感で満たされており、調子は良いという何だか変な感じ
香取の神様の御神徳を沢山頂いたようです
そんな中、昨年地鎮祭を行った企業の、竣工祭が行われました
天井が高く、光が差し込む量もかなり多い素敵な建物の中には、本日行う祭壇が組まれ、然るべきところには既に神棚が設置されておりました
いや〜、神棚がかなり素敵に見えます
よく、新築物件などで建物のデザインに神棚が似合わないからと、多く耳にするのですが、モダンな中に凛と神棚がある方が締まってよく見えますよ
実は、建築士さんが神棚の事を最初から考えて設計なさってくれたそうです(なので、棚の下の支え等が壁の中に入ってスッキリ見えるようになってます)
神様を迎える準備が最初から出来ている素敵な、ご家族、企業、建築士さんが増えてくれる事を切に願います
今朝も、早朝からバタバタとやってきました
本日の出発は昨日着輿した佐原信金駐車場なのですが、帰りの算段で車を香取神宮に停めてからの移動
こんなに静かな朝を迎えているのに、還御なさる夕方にはまたスゴイ事になっているんだろうなぁと思いながらも、参拝をし心を鎮めて発輿の場所へと向かいました
香取(佐原)の町を御巡幸、佐原諏訪神社、本宿八坂神社、篠原八坂神社の御迎祭を終えいよいよ長かった巡幸も香取神宮へと還御
境内を埋め尽くさんと、沢山の行列の方々も参集
神輿が殿内に入るや否や、全ての扉が閉まり遷霊祭
その後、還御祭を滞りなく齋行され、無事神幸祭も幕を閉じました
明日の、奉祝祭をもって式年大祭神幸祭が終了となります
あらためて、この大祭に奉仕出来ました事を感謝致します
先頃、教育勅語の原文が数十年ぶりに日の目を見たことをニュースでやっておりました
明治23年10月30日に発布されてから、50年以上学校の各学年の修身(今の道徳)の教科書の最初のページに掲載されていたそうです
昭和20年の敗戦後、GHQは教育勅語の朗読と神聖的な扱いを禁止、その後占領下の昭和23年、教育勅語に代わるものとして教育基本法が制定されました
教育勅語の原文は文語体で難しい漢字があるので、なかなか読みづらいところではありますが、今の教育基本法よりは至極伝えたい事は明確で、日本の当たり前のことがそこにはあります
また、教育勅語は思想や宗教の自由を侵さないようにすることを重視して作成されたと伝えられており、教育とはあるものの年齢に関係なく、日本国民に守って欲しい事と切に願っておりますとあります
是非、現代語訳(色々なサイトがあります)を一読頂いて、皆さんに知ってもらいたいものの1つです