昔はよく、近所で上棟式などがあると、お賽銭やお餅などを拾いにどこでも出かけた記憶がありますが、最近はなかなかみかけることもなくなりました
今日は、散餅銭の儀(餅や銭貨を撒く)は略儀となりましたが、槌打の儀(棟木を棟に打ちつける)は棟梁を始め大工さんが行いました
この棟木ですが、実は最近のお家は三角形の屋根ではなく平らな構造になっているのが多いので、事前に大工さんから相談を受けておりました(どれを棟木として打ちつけるか?)神社(神道)もこういう時代の流れには、うまく順応していかなければ・・・
上棟式は日本古来の式ではありますが、実は海外でもトッピング・アウト(topping out)といって、日本と同じように建物の構造上一番高いところが完成した時点で、式典が行われたりします(うろ覚えなので、もしかしたら屋根が出来たときかもしれません・・・)
こちらも元は宗教的要素を含んだものだったそうです