本日は、郷部にある観音堂宝物保存会の総会でした
こちらの観音堂、以前は神光寺という真言宗の寺院で、室町時代以前の創建といわれ、江戸時代に入り成田山新勝寺の末寺とされ、明治2年に廃寺しました
しかし安産、子育ての観音として、すでに信仰をあつめていたため、当時の郷部の村人が、もとの神光寺があった場所とは少し離れた観音堂に本尊の聖観世音菩薩を、移したのだとされています
この、信仰ですが毎月旧17日を「お七夜(おしちや)」といい、子供の欲しい女性がいると参拝して座布団を1枚借りていき、生まれると2枚にして座布団を返すというものです
なので、観音堂の中にはたくさんの座布団があったそうです
過去形なのは、現在はお世話をしてくださる方がいらっさしゃらず、行ってないそうです
残念ですよね
私の家と、観音堂は50メートルくらいの場所にあり、長男をお腹に授かった時には、「お参り行って来い」なんていわれて、参拝に行ったものです
が、宝物は見たことがなかった(まぁ、普通も見ることが出来ませんが・・・)ので、総会に併せて、成田市指定文化財の『阿弥陀如来三尊来迎図』と『地蔵十王図』他、を虫干しするとのことで、ちょっと見学に行ってきました
総会終了後から懇親会が始まる、10分くらいでしたが保存会の方々に無理をいって見学、説明をして頂きました
ちびっ子達も連れて行き、地獄絵図(地蔵十王図)を見たときはちょっと恐がっていたので、これからなにかあったら、良い薬になるだろうと・・・と、思っていたら郷部の管理委員の方々は、皆さん小さい頃に地獄絵図を見せられて、やっぱり恐かった(悪いことをしたら、こうなるぞ!と、脅された)らしいです・・・笑
いやいや、今日は本当に勉強になりました
ありがとうございました